チェーンソーをお持ちの方で、燃料がオーバーフロー気味でプラグが塗れ、エンジンがかからない。と言う方。
本来なら専門の方にみてもらった方が良いですが、自分で直そうと思われる方。 チョッと紹介いたしますので、挑戦してみてください。 ただし、自己責任で行って下さい。 今回の修理を行うチェーンソーは日立製CS35EDです。 チェーンソーからキャブを外す。 ウォルブロ-社のキャブが装着されています。 写真は上から 上部視。 インテーク側視。 エンジン側視。 下部視。 問題はこの下部にある、ダイヤフラム室。 右上にニードルバルブがあり、アクセルを開けることによりダイアフラム室が負圧になり、ニードルバルブが開き燃料がエンジンに供給される事になります。 しかし、ニードルバルブのニードル部にゴミがあると、ニードルバルブが閉まらず、燃料が常に出る事になり、プラグが塗れてエンジンがかからなくなります。 ニードルバルブ部を分解し、エアブローしてください。分解した部品は吹き飛ばさないように。 バルブ孔、バルブがキレイになった事を確認して慎重に復旧してください。 一番左側がニードルバルブになります。 ダイヤフラムはパッキンを兼ねてますので、慎重に脱着下さい。 組みあがったキャブは方向を間違えないように、エンジン側のガスケットに気を付けて組んでください。 そして、ホース類、アクセルレバー、チョークレバーを復旧。これらが間違いなく組みあがったら、プラグとエアクリーナーを付けて、エンジンをかけてみて下さい。 無事エンジンがかかり、アイドリングをすれば問題ありません。 もし、エンジンがかかりアイドリングが不安定であれば、取り説にキャブの調整方法がありますので、調整してみてください。 基本的には、Lを右いっぱいに閉めて、この状態ではエンジンはかかりませんので、エンジンがかかる位置まで左に回して、それから、アイドリングが安定する位置まで左右に回して微調整してください。 ただし、スロットルの開度との兼ね合いもありますので、Tの調整も行って下さい。 Hはあまりいじらない方がいいです。 しかし、こればっかりはやってみないと分からないかと思います。 参考までに、気温によって空気の密度が違いますので、小さなエンジンほどキャブ微調整が季節ごとに必要になってきますので。冬は燃料を濃く。夏は薄くです。 ちなみに、今回紹介した日立とハスクバーナの2台のチェーンソーは同症状でエンジンがかからず、この様な手順で解消しています。 何度も言いますが、自己責任にて行って下さい。
by lin-kichiji
| 2013-01-20 22:41
| 薪ストーブ
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