急激な経済成長を続ける中国。 それを象徴するのが、いたるところで見られる建設工事。 建設現場には、出稼ぎの方々が集まります。中国ではその様な方々を「民工」呼ぶのですが。 「民工」と呼ばれる方々。ホントと遠く方から来られてる様で、12時間はおろか2,3日かけて建設ラッシュが続く都市部の方へ出稼ぎに来られます。 春節前になると、「民工」の方々は故郷に帰る為に早めにいなくなり、春節後は何時まで経っても戻ってこない。そのおかげで春節前後(1ヶ月位)の建設現場は機能が停止した状態となる訳ですが。 聞くところによると、「民工」の賃金は春節前60元(900円)/日が、春節が明けて75元(1125円)なったとの事。 金額的にはそう大した額ではないのですが、上昇率からすると25%UPですよ!凄いでしょ! 今の中国では、「民工」が経済成長を支えている事を象徴しているし、それだけ強いのでしょうね。 激しい建設ラッシュ故、各現場で「民工」の取り合いになり、“現場で働く人がいない。”と言うから凄い話です。13億を超える人口が居ながら、人手不足なんですからね。 でもね。一言。 「民工」が現場に入り仕事をするのは結構! ただし、「民工」をコントロール出来る人がいないだ! モラルにしても。技術にしても。 現場は「民工」の独壇場! 好き勝手! ネジなんて、ボルトにナットを掛けとけばいいでしょ!なんて感じです。 我々は施主(お客)なんですがね。あまりにもハチャメチャで頭かかえております。 先が怖すぎる。 「4年も居て、それは承知の事でしょ!」なんて言われればおしまいですが。
by lin-kichiji
| 2007-03-30 19:03
| 中国
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