議論

中国の業者と半日議論してしまいました。
工事に対する国家基準の認識についてなんですけどね。
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設計基準値が示して有りまして、それに対して“±”の施工誤差が設けてある。(物作りでは当然の事。)
今回議論の元になった設計基準値は最小基準値を示してある。これは、中国設計基準書にしっかりと書いてある。それは皆認識している。
この最小基準を守るように要求すると、「いやそれは違う!施工基準は違う。設計値を現場にて変える事が出来る。」と言う。「設計基準書は絶対ではない!」そんな事を平然と言う。
おいおい、単なる造型物を作るものなら、少々小さくなってもしょうがないだろうけど、強度を要する部分ではそれじゃダメでしょう。 設計通りに施工しないと、設計通りの強度が出ないよ~耐用年数が短くなるよ~ 少しでも儲けようと小さくしたらダメでしょう。

改めて、
「設計最小値はこの値でしょ?」
「最小値を守り、施工誤差を考えるなら設計最小値より大きい施工値になるでしょう?」
そんな問いにも、
「いや、違う。施工基準書に従い変える事が出来る。設計基準書は絶対では無い。」こんな事をいい続ける。
「じゃ~ 完成検査は何を基準に検査するの?」
色々押し問答した後に
「設計図。」
「だったら、設計図すなわち設計基準書に従い施工すべきじゃないの?」
「いや違う!施工基準書に従う事が出来る。」(設計基準があってそれに従い施工を行うように施工基準書があるんですがね。)
あげくのはてには、「日本ではそんな考え方をしているのか?」なんて発言まで飛び出す。

結局、こちらが折れる形になったのですがね。
はっきりしたのは、中国の技術者の方々は、自己の都合が良い様に技術規範を解釈する。
これは、前々から判っていた事ですがね。
それに、技術規範の解釈、いや、教育については、正しい教育がされてないみたいですね。役所の役人から、現場担当者まで正しく理解できていない!怖い事です。
同僚と話した事は、正しく認識した人が、正しく教えていないのだろうと。
こんな事してたら、何時までたっても、まともな物は出来ませんな~
“安かろう。悪かろう。”の極みです。

あ~、疲れた。
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by lin-kichiji | 2006-12-08 22:55 | 中国 | Comments(4)
Commented by じゃふぇい at 2006-12-09 07:44 x
お疲れ様です。
せめて、うちの会社ではちゃんと教育したいものですね。
Commented by lin-kichiji at 2006-12-09 21:51
お疲れ様です。
さて、中国の方の意識を根本的に変える事は出来るのでしょうかね。
Commented by ヨッシャー at 2006-12-10 11:47 x
何か問題が起きないと判らないのでしょう。
でも、今回施工上の問題が起きてしまうと大変だ~!(>_<)!
Commented by lin-kichiji at 2006-12-10 23:15
ヨッシャーさん。お久しぶりです。ヨッシャーさんの出番ですよ!
はっきり言えるのは、こちらの方は全く経験が無いのですよ! それをやったらどうなるか?
結果が出るのは、5年後、10年後なんですけどね。

施工問題が出て、責任を負わされるようでしたら、早くトラバーユ?どちらかカメラマンでもよろしいですから、雇って下さいな!(半分マジだったりして)
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